検査案内2023
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血球が混じった状態の血清分離剤血餅血清血液分離剤免疫血清《PCR検査の留意点》・抗凝固剤(ヘパリン)はPCR反応の阻害物質となりますので使用しないで下さい。・溶血によりヘモグロビン濃度が高い場合はPCR反応を阻害することがあります。HBVDNA、HCV-RNA検体提出方法について(1)専用試験管にて採血して下さい。試験管キャップは絶対に開けないで下さい。(2)検体は基本的に遠心分離後、正常に分離されている(図1.②の状態)ことをご確認の上、凍結にてご提出下さい。(3)全血(未遠心の状態)もしくは、遠心不十分な状態の場合は冷蔵にてご提出下さい。※10.00以上は高力価S/CO:サンプルRLU/カットオフRLU    (RLU:発光強度)③遠心時間や加重が足りず遠心が不十分な状態報 告グループ1またはグループ2判定保留判定不能HBs抗体(CLIA)HBc抗体(CLIA)HBc抗体-IgMHBe抗原(CLIA)HBe抗体(CLIA)HA抗体-IgGHA抗体-IgM一方のグループの抗体が陽性で、他方のグループが陰性の場合どちらのグループも陽性で抗体価が他方のグループの抗体価の2倍以上を示した場合、高い抗体価のグループを報告します。どちらのグループも陽性で抗体価が他方のグループの抗体価の2倍以上とならない場合で、どちらのグループか判定できない場合。どちらのグループの抗体も陰性の場合【図1】基 準IU/mLmIU/mLS/COS/COS/COInhibition%S/COS/CO陰 性(ー)0.04以下9.99以下1.00未満1.00未満1.00未満50未満0.99以下0.79以下判  定  基  準①未遠心の状態判定保留(±)陽 性(+)───0.05以上───10.00以上───1.00以上※───1.00以上───1.00以上───50以上───1.00以上0.80〜1.201.21以上②正常に遠心(血清)分離された状態66HCV群別(HCVグルーピング)判定基準HBV・HAV判定基準検査項目 判定HBs抗原(CLIA)免疫血清検査

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