検査案内2023
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79+SSS58814注②室温容器ホルモンレセプター・その他腫瘍関連パラフィンブロック提出方法材料は10%中性緩衝ホルマリン固定液に24〜48時間程度の固定を行った組織をパラフィン包埋したブロックです。パラフィンブロックは破損しないようキムワイプなどで包み輸送用ビニール袋などに入れてご提出下さい。胃癌HER2タンパク(IHC)の提出方法組織は3〜4μmの厚さに薄切し、フロスト端から15mm以上、スライドガラス端から2mm以上離してなるべく中央に貼り付けてください。材料は胃癌(原発巣または転移巣)の未染標本スライド(ホルマリン固定パラフィンブロックから作製されたもの)となります。シランなどのコーティングスライドをご使用のうえ、薄切後は約40℃で一晩乾燥させた後、速やかにご提出ください。組織剥離防止の為にベーキングさせる場合でも、なるべく短時間(1時間以内)で処理を行い、スライドガラスをそれ以上の時間、高温に置くことは避けてください。なお、トラスツズマブ病理部会作成の検査ガイドでは10%中性緩衝ホルマリンで6〜48時間程度(生検標本の場合は6〜18時間程度)固定した材料が望ましいとされています。肺癌ALK遺伝子(FISH)の提出方法組織は3〜4μmの厚さに薄切し、フロスト端から15mm以上、スライドガラス端から15mm以上離してなるべく中央に貼り付けてください。材料は肺癌の未染スライド(ホルマリン固定パラフィンブロックから作製されたもの)となります。シランなどのコーティングスライドをご使用のうえ、薄切後は約40℃で一晩乾燥させた後、ご提出ください。ER、PgR免疫組織染色を同一月に測定した場合は、いずれか1項目の所定点数と180点が加算できる。ER免疫組織染色(エストロゲンレセプター)(判定)注①PgR免疫組織染色(プロゲステロンレセプター)(判定)注①145291453014528HER2/neuタンパク(染色法)〔酵素抗体法〕注①胃癌HER2タンパク(IHC)注①肺癌ALK遺伝子〔FISH〕注①パラフィンブロック1×1×1㎜以上10×10×5㎜以下注②未染色スライド4枚注②未染色スライド3枚注②検体必要量mL免疫組織化学染色法酵素抗体法免疫組織化学染色法FISH法720病理690病理690病理690病理40002520病理注①病理組織診断結果(コピー)を併せて添付して下さい。注②提出方法は下記参照。コード検査項目保存(安定性)検査方法基準値・単位所要日数実施料判断区分備 考54腫瘍関連検査(その他)

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