検査案内2023
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①②②※※※遺伝子関連①UGT1A1*6とUGT1A1*28をともにもたない②UGT1A1*6またはUGT1A1*28をヘテロ接合体としてもつ③UGT1A1*6またはUGT1A1*28をホモ接合体としてもつ、もしくは複合ヘテロ接合体としてもつ※存在しないか極めてまれ③の患者では、イリノテカン塩酸塩水和物投与により重篤副作用(特に好中球減少)が発現する可能性が高くなる①②の患者でも重篤な副作用が発現する可能性がある*1:グレード4以上の白血球減少、および/またはグレード3以上の下痢*2、*3:グレード3以上の好中球減少【参考文献】*1:Ando Y. et al. , Cancer Res. 60:6921(2000)*2:Minami H. et al. , Pharmacogenetics and Genomics. 17:497(2007)*3:Yamamoto N. et al. , Clin Pharmacol Ther. 35:149(2009)36遺伝子型UGT1A1*6211G→A(ヘテロ接合)*6/*6(ホモ接合)(イリノテカン塩酸塩水和物)報告例陰性適中率①②群陽性適中率③群ー/ーー/ーー/*6③*6ホモ接合体(UGT1A1*6/*6)Ando*1(単剤投与も含む)Minami*2N数11880%45%UGT1A1*28(TA)6→(TA)7ー/*28(ヘテロ接合)③複合ヘテロ接合体(UGT1A1*6/*28)併用投与11758%92%*28/*28(ホモ接合)③*28ホモ接合体(UGT1A1*28/*28)単剤投与Minami*2Yamamoto*35580%81%80%80%96 UGT1A1遺伝子多型解析についてUGT1A1*6とUGT1A1*28の遺伝子多型副作用予測の適中率薬剤投与法遺伝子関連検査

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